日誌

11月14日(木)

 今日は脱穀が行われました。先月お天気が悪く延期になっていましたが、今日行うことができてほっとしています。5年生の1組が最初の1時間で行い、2組が次の1時間で行いました。入谷親藁会の方にご指導していただき、脱穀の機械に通して刈り取った稲の穂先から、もみと分離する作業を行いました。みんなで協力して行ったので、次々と米袋がいっぱいになりました。全部で7袋と少し収穫できました。入谷っ子米は今年は豊作です。

 脱穀しながら、稲の束を倉庫から出してきたり、脱穀後の稲の束を運んだり、箒で掃いたり、落穂ひろいをしたり、米袋を運んだりと、5年生のみんなが大活躍でした。お疲れ様でした。

 作業をしながら感じたことは、みんなで稲作の仕事をすることは子ども達にとって貴重な学びの場になっていると感じました。稲の束を置くにしてもそろえておいた方が次の人が運びやすいかなと考えたり、みんなが運びやすいように稲のごみをはきながら動線を確保したり、作業を早く終わらせるため自分はどの作業を行うと良いかなどを考えたりしながら仕事をしていました。働くというのは、はたを楽にするとの意味があることをしみじみ感じます。今日の給食のカレーライスは一生懸命仕事をした分、子ども達はより一層おいしく感じたことでしょう。お米作りを通して、食べ物の大切さ、生産する方の苦労がわかり生きた学びに繋がっていると思います。

 今日、子ども達と一緒に脱穀をしてくださった入谷親藁会のみなさま、PTAのおてつだい隊の方、ボランティアの方、広報委員の方、学校運営協議会の方、脱穀機を貸してくださった奥津さん、本当にありがとうございました。