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校内研究第9回全体会 4年研究授業

 1月22日(火)5校時に4年2組で音楽家の研究授業が行われました。「音階をもとにして音楽を作ろう」という授業で、グループごとに話し合って、イメージに合う音楽づくりで特に今回の授業では終わり方を工夫する授業でした。どのグループも自分たちのイメージに近づけるためどんな音楽にしたら良いかを話し合ったり、実際にリコーダーで音を出してイメージを膨らませたりしていました。できあがった音楽を今度はグループごとに聞き合い、それぞれ意見を交換しました。子ども達は、グループごとに音楽を「お祭りで盆踊りをしているところ」「友達の家に遊びに行くところ」「登校時に遅刻しそうなところ」お祭りでたこ焼きをおとしてしまったところ」「入学式前の出会いのところ」などそれぞれにイメージを膨らませて音楽を作っていました。「もっと音を強くしたい。」「音を繰り返したらどう?」「音を八分音符に変えたらどう?」など活発に話し合い、音楽づくりを楽しんでいました。次時の授業で、でき上がった音楽を発表する予定です。

 

その後研究協議が3つのグループに分かれて行われました。「終わり方の工夫ということに焦点を当てたことで、思いや意図を表現しやすくなったか」「他のグループと共有する時間を設けたことで幅広い表現ができるようになったか」などを話し合いました。

 講師の青木先生からは「児童が尊重し合い、音を楽しんでいた。クラスの雰囲気がとても良い。」「曲想を学ぶ授業ができていた。」「言語活動から思考が高まり、音作りに繋がっていく授業でした。」とお褒めの言葉をいただきました。評価についてご指導をいただき、来年度の研究についても言及していただきました。今回の授業研究を受け、明日から授業に生かしていこうという教職員の意識が高まっていました。これで今年度の授業研究は終わりになります。