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第3回授業研究会

 1月21日(火)5校時に講師の青木先生をお迎えして、第3回授業研究会を行いました。今回は高学年部会を代表して6年生が国語「ぼくのブックウーマン」という単元で授業を行いました。書くことを通して読みを深めることを目指しました。子ども達は教材「ぼくのブックウーマン」を読んで物語の続きを書いていました。自分なりに人物像や題名、人称視点、心情の変化、時代背景、場面設定などを考えて読み進めながら、物語を書きました。本時は「友達と自分でつ くった物語を聞き合う活動を通して、自分の物語をよりよくしよう」という目標を目指しました。グループで読み合い、質問をしたり、良さを認め合ったり、助言し合ったりしました。さらに全体で共有して話し合いを進め、意味づけたり、助言し合ったりする話し合いが行われました。

 

 協議会では教職員が3つのグループに分かれ、協議の柱・「聞き合う活動」の仕方は適切だったか・物語の読みを深めるために「よりおもしろい物語を書く活動」を設定したことは適切だったかを協議しました。

その後全体会が行われ、青木先生にご指導ご助言をいただきました。

 本日の授業について「・新しい教材への新しいチャレンジ・主体的に取り組む・良い雰囲気・発言の認め合いができていてまさに入谷小が目指している『まなびたい』『かんがえたい』『またやりたい』という素晴らしい授業でした。子ども同士の学び合いができていて協働しながら主体的に学ぼうとする姿が見て取れました。」と言っていただきました。

 そして、今後に向けて考えてほしいことはゴールの明確化をするとよいという話をしていただきました。何のために書くのか、どんな物語が書ければよいのか、ICTの効果的な活用に焦点化をして授業に取り組むとよいことを教えていただきました。そして、大事なことは主体的・対話的で深い学びを進めること・取り組みたくなる課題設定・ICTとアナログのバランスが大切・何より「子ども達が自分で・・・」ということを大切にした授業改善をしていくことの大切さをご指導いただきました。

 青木先生、2年間にわたり、入谷小学校の研究についてご指導・ご助言いただきましたこと心より感謝申し上げます。青木先生からご指導していただいたことを大切に子ども達が「まなびたい」「かんがえたい」「またやりたい」という授業を目指して、日々研鑽してまいりたいと思います。誠にありがとうございました。